STAY GOLD

SUPER JUNIORさんの話

兄さん主演ミュージカル「ALTAR BOYZ」に、存在知って2ヶ月の女が単身乗り込む話


SUPER JUNIORにはまって1ヶ月。

無事ファンクラブに入会してSUPER SHOW7に申し込んで、当落を待ってドキドキしてたころ。


兄さんが主演ミュージカルを日本でやることをインスタを通して知る。

私は0.1秒で行くことを決意(怖い)

この頃人間いつ何があるか分からないなと思うことが多々あって、会いに行ける時に会いたいなと思った。ファンクラブ先行はとっくの昔に終わってたので一般販売でもぎ取った。


今思うと兄さんのセンイル公演もあったけど当時は誕生日も把握してなかったな…。


そして公演当日、もぎ取ったチケット持って、ひとり舞浜へ。 K-POPに無縁だった頃から、SUPER JUNIORの存在知ってまだ2ヶ月。人生何が起きるかまじでわからん。


ミュージカルだから、座ってみるだけだし大丈夫っしょ〜〜👌と思っていたが、なぜか、


グッズにペンライトがある。


え?なんで?ミュージカルだよね?ミュージカルでペンライト振る?

まぁあるなら買うけど(チョロオタ)



そんなこんなでグッズ買って、着席しようとするとわたしの席に誰か座ってる。

チケットと席番号を何度も確認して、恐る恐る声をかけた。


「あ、あの…。わたしの席ここなんですけど…。」

「あ、すみません!間違えた?!」


急いでその方もチケット確認してくれて、お隣の席だったことが判明。わたしの母親くらいの年齢の方で、待ってる間おひとりですか?みたいな感じで世間話が始まり。

個人情報なので割愛しますが、お隣の方、お家の事情が中々大変で。今回の公演も来れないかなと思っていたけど、なんとか来れるようになってお友達に譲ってもらったとおっしゃってて。


「大変だけど、これを楽しみにして頑張ってきて」

 

と笑っておっしゃってたのを聞いて、あ、その気持ち、わたしも知ってると思いました。


わたしも、勉強が大変な日も、仕事が疲れた日も、課題で眠れない夜も、スジュの音楽聴いたり、スパショもあるし、もう少しで兄さんに会いに行くと思いながら頑張った。


みんな、それぞれの人生で、スジュと一緒に生きてるんだって思いました。



そんな話をしてたら開演時間に。ペンライト付け方特殊すぎて分からなくて困惑してたら隣の方助けてくれた(いい人すぎ)


初めて生で見る兄さんは画面越しと変わらずかっこよかったです。(そこそこ距離あるから顔とかあんまわからんけど)


お話の内容も面白くて、(調べたら元々オフブロードウェイでやってたミュージカルなんですね)神に仕える男の子5人組が歌とダンスで迷える魂を救う…的なもの。

ラスト日本公演という設定で劇中劇みたいな感じで(歌の時に振る用のペンラだったらしい)とても楽しかったです。韓国語わからんから字幕追うのに必死だったけど。


公演中にお客さんの悩みを聞いたりとかお客さんを舞台に上げてその人に向けて兄さんが歌う演出(!?!)とかあって距離感近すぎて衝撃でした。ミュージカルの概念覆った。


舞台に上げるお客さんは兄さんが多分、その場で選んで連れてくるんだけどその日の舞台に上がった方は感想を問われて「死にそうです……………」って蚊の鳴くような声で言ってたのに笑ってしまった。そうなるよな。

その人に対して「おひとりで来られてたみたいなので、上がってもらいました。ひとりじゃないってことを分かってほしくて」

というようなことを言ってて、あぁ優しくて繊細な人だなと感じたのをよく覚えてます。ひとりの時に寂しいって気持ちがなければ、そう思わないから。


客席降りも確か何回かあって、キャストの方(兄さんではない)がすぐ横の通路通ってハイタッチしてもらった!キラキラしてた〜

隣の方がすごい勢いでハイタッチしてたので、あ、もしかして知ってるキャストさんなのかなと思ったら「誰!!?誰だろ?!全然知らない人きたね!!!」って言ってて声だしてワロタ。とりあえず触る精神なのか。



公演終了して、お隣の方に今日はありがとうございました!っていって帰りました。

隣の方は「これから新大久保いってお友達と遊んでくる〜!」と言って颯爽と去っていった。爽やかな人だった…。

初現場のお隣の席があの人でよかった。


誰かの頑張る理由になれて、この日の私と、隣の方みたいな一生関わることのがないかもしれない縁を結ぶことが出来て、そんなエネルギーがあるのが、たった一人の人間だなんて、凄すぎませんか。


アイドルってすごい。

誰かを応援することってすごい。


帰りの電車でそんなことを考えました。

彼らが繋いでくれた縁は大事にしようと思ってます。


次回は人生初のスパショ、まさかの遅刻する話です。